
万事快調〈オール・グリーンズ〉は、評判通りの本当に面白い作品でした。
ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせずにいる朴秀美。陸上部のエースで社交的、スクールカースト上位に属しながらも家庭に問題を抱える映画好きの矢口美流紅。大好きな漫画を自己形成の拠り所としている、斜に構えた毒舌キャラ・岩隈真子。未来の見えない田舎町で、欝々とした日々を送る3人の高校生は、自分たちの夢をかなえ、この町を抜け出すためには一獲千金を狙うしかないと考え、同好会「オール・グリーンズ」を結成。ある禁断の課外活動を始めるが……。 イメージ写真と真逆のクライムムービーで見どころが沢山(いいショットも沢山、音楽もかっこいい、エンドロールでご確認ください、納得です)なのだけど、主要の3人含めキャストすべてが素晴らしい。いくつか最近映画で観る、SSWの安藤裕子も出ていて、凄い存在感だしている。 特に良いのは主演の南沙良。感情をラップするのだが、かっこいいし、様になっている。出口夏希は、良いところが100%出ている様な、今まで見た中でベストアクトに感じたし、決して大規模といえない作品に参加してくれるのも素晴らしいと思った。「今日空」にも出ていた、黒崎煌代は、今回もいい役で出ている。いい作品を選んでるなあ。 今年ベスト級に良いので、先入観にとらわれず観たほうがいい。